日本では中華や和食など幅広く使われるシイタケ。主役にも脇役にもなれる重宝する食材です。「食べるなら、安心安全で美味しいものを」と考える人も多いでしょう。今回はそんな方のために、マルトモ物産の乾燥シイタケをご紹介します。
大分県のシイタケづくり
今回ご紹介するマルトモ物産は大分県の会社です。
大分県は古くからシイタケづくりが盛んで350年も前からシイタケ栽培を行っています。日本以外の国では主に菌床栽培が盛んですが日本では天然のシイタケの育つ環境に限りなく近い原木栽培という日本独自の栽培方法で育てています。
ちなみに乾燥シイタケは1000年以上も前から日本で食べられています。
原木栽培の発祥には諸説ありますが、多く伝えられているのは、今から約350年前、豊後の国(現在の大分県) の炭焼き源兵衛という人物が炭焼きの残り木に多数発生しているしいたけを発見し、研究を重ねて生まれたという説。原木に鉈目(なため) を入れること、ナラやクヌギの木が栽培に適していることなど、現在でも行われている栽培方法の基本がこの当時すでに生まれていました。
原木の伐採から流通までの流れ
1.原木林
大分県では主に、芽生えて15年くらいのクヌギの木が使われます。
( 日本では主にコナラが多く使われます。)
2.伐採(11月頃)
葉っぱが色づき始めてから伐採します。
木は2カ月程度そのままにして乾燥させます。
3.玉切り
栽培した木を1m程度の長さに切ります。これを玉切りといいます。
4.駒打ち(1~3月頃)
玉切りした原木に電気ドリルで穴を開け、しいたけ菌糸が入った種駒を植え付けます。 適期は梅の花~ 桜の花の時期と言われています。
5.伏せ込み
しいたけの菌糸がよく育つよう、風通しが良く直射日光が当たらないようにクヌギの枝などをかけ、翌年の秋まで約1年半寝かせます。
6.発生・採取(ほだ場)
伏せ込みした翌年の秋頃、発生に適した林の中の「ほだ場」に移します。
秋から春にかけてしいたけが発生します。 程よい大きさになったら、丁寧に採取します。
7.乾燥・選別
採取したしいたけを乾燥機に入れ、24時間程度乾燥させます。
大きさや厚さ毎に丁寧に選別し、出荷されます。
8.入札
大分県には乾しいたけを専門に扱う市場が5箇所あり、全国から多くの乾燥シイタケを扱う企業が参加しています。
安心・使いやすい・美味しい
「安心・使いやすい・美味しい」の3拍子揃ったシイタケ
マルトモ物産では、原木栽培と菌床栽培の乾燥シイタケを自社専用工場で乾燥シイタケを丁寧に商品化しております。なんと商品数は1万種類以上と非常に豊富です。徹底した品質管理を行っていて安心で使いやすく、美味しいシイタケを届けています。
日本全国の学校給食で採用される安心の品質
マルトモ物産の乾燥シイタケは、北は北海道、南は沖縄まで、日本全国の学校給食で使用されています。その理由は、マルトモ物産の徹底した品質管理にあります。
乾燥シイタケで特に多い問題が「シイタケの中に虫が混入していた」というもの。原木栽培のシイタケは大自然の中で無農薬にて栽培されるので除去するのは非常に難しいのですが。。。シイタケに紛れている虫は、軸の部分から内部に侵入するため、目視だけでは虫の混入に気付きにくいのです。
マルトモ物産では、虫の侵入したシイタケを徹底して研究し、非常に高い確率で虫の侵入していないシイタケを選別することに成功しました。また虫の侵入する軸を切って虫が入り込んでいないか確認したり、仕入れ時期を絞ったりして、徹底して虫を排除しています。さらにシイタケをマイナス25度の冷凍倉庫で2週間以上保存。こうすることで、ある程度虫の繁殖を抑制することが出来ます。
環境管理の徹底
このほかにも、作業場の衛生やスタッフの健康など、環境管理も徹底。HACCPに沿った衛生管理も行っております。PCQI有資格者も所属しております。お客様に安全なシイタケを届けるために「品質・安全に絶対はない」と考え、念入りな品質管理を行っています。
商品の形になった最後の工程で金属探知機検査にかけ製造中に予期せぬ金属片の混入などがないか徹底的に確認して箱詰めを行います。
生産や加工の履歴を確認
マルトモ物産は「大分乾しいたけトレーサビリティ協議会」に参加しているので、大分産のシイタケのパッケージに参加業者証となるラベルシールがついています。
ここに記載された個別番号を協議会のウェブサイト
(http://www.oita-shiitake.info/)で入力することで、生産や、加工履歴を
たどることができます。
すぐに使える便利さ
乾燥シイタケは、買ってから水で戻して軸を切り、用途に合わせてカットする作業があります。また何に使うかによって使用したい部位も違うでしょう。
マルトモ物産の乾燥シイタケは、水で戻してすぐに使いたいというお客様のニーズに応えています。薄切りや4分の1にカットされたもののほか、肉厚なシイタケを丸ごと詰めた商品もあります。さらに軸のみや、パウダー状の商品など、お客様が「すぐに使えること」を大切に、さまざまな商品を販売しています。
子どもも食べやすい美味しさ
シイタケには独特の「風味」があります。しかし、お子さんの場合、これが苦手で食べられないという方も多いでしょう。
マルトモ物産の菌床栽培で作られたシイタケは、原木栽培のものに比べて風味が抑えられています。そのため、シイタケが苦手という人でも食べやすいことが特徴です。
もしシイタケ嫌いのお子さんがいたら、1度菌床栽培のシイタケを食べさせてみてください。
用途別おすすめ乾燥シイタケ
ここからは、用途別にマルトモ物産のおすすめ乾燥シイタケをご紹介します。
何にでも使える万能商品「大分県産 原木椎茸上どんこ」
肉厚で何にでも使える乾燥シイタケ。ホイル焼きなどのメイン食材にしても良いですし、すき焼きや煮物などにも向いています。しっかりとしたシイタケの味を楽しみたいときにおすすめします。
時短にぴったり「国産菌床足切ホールシイタケ 55g【給食のしいたけシリーズ】」
マルトモ物産が主としている給食のしいたけシリーズ。こちらは、すでに軸が切られている商品です。そのため水で戻したら必要な大きさにカットし、すぐに使えます。
菌床栽培で風味も抑えられているため、シイタケ嫌いのお子さんがいるご家庭にも向いています。卵スープや中華丼で召し上がってください。
出汁にも炒飯にもパスタにも使える「乾燥シイタケパウダー」
添加物・化学調味料不使用、原材料100%乾椎茸です。200℃にて高温高圧焼成加工することで、菌数調整を行い乾椎茸をそのまま食べることが出来ます。
乾椎茸にはビタミンDや食物繊維、抗がん効果があると言われるレンチナンも含まれ、沢山の栄養素が含まれる万能食材です。
また、美に関する成分も多く、女性にとって強い「美食材」ともいえます!
乾椎茸は生の10倍の旨味成分(グアニル酸)が含まれます。
乾椎茸が千年以上前から食べ続けられた最大の理由はこの美味しさにあります。
また”美”に関する成分も多く、女性にとって強い”美食材”ともいえます。
この商品は香港での展示会でも大変人気があり、「どこに行けば買えるのかというお問い合わせを沢山頂きました」
今回紹介した商品はほんの一部です。
マルトモ物産はニーズに応えた豊富な商品を用意できます。作ってほしいシイタケ製品があれば希望をお伝えくださいOEM生産や新商品の開発を行います。1万種類の商品があるので既に製品化されているかもしれません。
マルトモ物産の乾燥シイタケは、徹底した品質管理によって安全と安心を提供しています。
最後に・・・
私たちがおすすめする理由
またバイヤーや法人に限らず日本以外にお住いの個人の方も欲しい商品があればノーパットがお送りしますのでいつでも連絡をください。
実際に使う人のことを考えている商品を使うことで、時間にも余裕ができて、大切な家族と過ごせる時間も増えるでしょう。